今とは別の仕事をしてみたい、キャリアアップしたいなど転職をする目的は様々ですが、成功させるにはいくつかのポイントがあります。
そこを知ることによって、転職活動をスムーズに行えます。
現在勤めている会社を辞めない
まず、転職を成功させる際に、重要なのが現在勤めている会社を辞めないということがポイントです。
仕事を辞めてから仕事探しをしてしまうと、仕事探しが上手くいき就職できなければ収入をがなくなってしまいます。
加えて社会保険が国民健康保険と国民年金に切り替わってしまい、毎月の負担が増えてしまいどんどん貯金が少なくなっていき、焦りから適当な会社を選んでしまうというケースもよくあります。
その点、仕事を続けながらの転職活動であれば、収入の面での不安は無くなります。
収入があればじっくり良い求人を待つことができます。
しっかり会社の仕事内容やカラーなどを調べることもできます。
仕事をしていると面接に行けないのではないか、と考える人もいますが、仕事をしながら別の仕事を探していると企業に事情を話せば、ほとんどの場合が就業時間後に面接をしてくれます。
面接してくれない企業は、自分の事情を理解してくれない企業ですので避けた方が無難です。
今やっている仕事で不満な点を整理する
また、成功させるポイントとしては、自分は今やっている仕事で不満な点を整理するということも重要です。
残業が多い、社風に合わない、仕事内容に不満があるなど内容は様々ですが、何が自分の不満だったかを曖昧にして別の仕事を探し始めないように注意します。
職場を変えるだけでは不満は解消されないこともあり、適当に会社を変えるだけでは同じ不満を持ってしまうというケースはよくあります。
スムーズに転職することが成功なのではなく、自分にとって気持ちよく働ける会社に就職するということが成功と言えます。
自分の叶えたい条件を明確にする
成功させるためには、自分の叶えたい条件を明確にすることが重要です。
生活維持と家のローンなどのために最低でも年収が450万円以上必要、前職では残業が多かったため残業が月に60時間以内で、スキルアップできる業界などの軸をしっかりさせます。
この軸を決めたら、仕事を探すときに条件を変えずに探していきます。
軸として決めた明確な理由があるからこそ、その軸からブレてしまうと後から後悔してしまいます。
求人を探していると、様々な条件の会社が見つかります。
しかし、そんな条件に目移りしてしまうと本来の目的を忘れてしまうこともあるため、しっかり軸を自覚しながら活動していきます。
ただし、なんとなく叶えたい希望は妥協しても良い点だとも考えられます。
できれば叶えたい条件とは、諦めても良い条件になります。
できれば上場企業が良いとか、通勤時間が1時間以内など妥協しても良い点ははっきり妥協するというだけでも理想的な職場を見つけやすくなります。
一社に絞らずに複数の会社に応募する
仕事を探す際には、一社に絞らずに複数の会社に応募することが無難です。
初めから本命の会社で面接よりも、他の会社で面接をしておくことが良いとされています。
面接は誰でも緊張するものですので他の会社で面接に慣れてから、本命の会社の面接に臨むことで自分の力を発揮しやすくなります。
また、会社によって合格率は小なります。
一般的に書類選考の通過率は25%ほど、一次面接の通過率も25%程度と言われています。
つまり内定が出るということは自分が思うよりも難しく、自分が面接まで行けないことも考えて複数の会社に応募しておけば、本命に落ちたとしても別の会社に就職できる可能性が高まります。
面接を成功させるポイント
面接に行った際にも、成功させるポイントがあります。
成功させるには、できるだけ早めに面接会場の近くに到着します。
30分前程度が理想的で、そのまま受付に行くのではなく人目につきにくいトイレに行って身嗜みを整えます。
見た目は人の第一印象に大きく関わります。
髪型や服装に乱れがないか、服や顔に問題がないか、靴も汚れていないかまでしっかりチェックします。
また、見落としがちなのが口臭です。
面接は狭い空間で行うことも多いため、口臭が相手に伝わりやすいため注意が必要です。
少しでも匂いが気になる場合には、歯磨きをしたり、外でも使いやすいタブレットタイプや小包装タイプのマウスウォッシュを利用するなどのケアを行います。
口臭の原因になってしまう喫煙やコーヒーは面接前に控えるようにします。
ケアが終わって時間が余ったら、応募書類を読み返します。
まとめ
面接の志望動機などを聞かれたときには、履歴書などに描いた内容と間違いがないようにするためにも見直します。
面接は、面接官だけではなく受付などの人も自分の人なりを見ています。
面接官の前で完璧に振る舞ったとしても、受付で態度が悪ければ面接官にもそのことが伝わってしまい評価が下がります。
気持ちの良い会社に欲しい人物だと思われたいのであれば、会社の人全員に見られているという意識のもと、きちんと礼儀正しくにこやかに振る舞うということが大切です。
最終更新日 2025年4月25日 by matsuu